電子式サーキットプロテクタ
システムに必要な安全性を画期的なコンパクトデザインで実現したPISA-M PISA-M.
小～中規模の電力が必要な用途に
最適な製品
4チャネルの電子式サーキットプロテクタ、PISA-Mは90～480Wの電力を必要とする用途に適した安全な配電ツールです。
PISA-Mは、システムのセカンダリ側の電力分岐を管理し、より管理しやすい単位に細分化することができます。
このモジュールは、過電流や短絡からシステムコンポーネントや配線を保護し、損失をもたらすシステム障害やダウンタイムを防止します。さらに、電源ユニットの安全性と機能性も確保します。
デジタルコード化されたインターフェースを備えているため、PISA-Mモジュールを遠隔制御し、システムの稼動状態を監視することも容易です。
よって、PISA-Mを導入することで、システムの堅牢性を高めながら、コストもキャビネット内のスペースも節約できます。
コンパクトでありながら、高機能
次世代の電子式サーキットプロテクタ
PISA-Mは市場最小クラスの4チャネル電子式サーキットプロテクタです。どのモデルも幅はわずか22.5mmで、文字通りあらゆるシステムに収まります。
PISA-Mはコンパクトな設計でありながら、さまざまな便利な機能を搭載しています。モジュールの前面にPush-in式端子を備えているため、工具なしで迅速に設置できます。マルチカラーLEDでは、各出力チャネルのステータスをリアルタイムで表示。出力のオン／オフやリセット操作ができるボタンをチャネル毎に装備しています。
PISA-Mにはさまざまなバージョンが揃っています。4ADJモジュールは調整機能を備えているため、必要な電力値に合わせて出力チャネル毎に設定できます。
所定の電流に対応したプラグアンドプレイ機器が必要な場合は、出力電流を2A、4A、6A、8Aに固定したPISA-Mの各バージョンをご利用ください。これにより、設置作業を迅速、安全、スムーズに進めることができます。
Protect
過負荷を迅速に検出
PISA-Mは、重大な過負荷や短絡が発生した場合に驚くほど迅速に（1msで）反応します。
選択的にトリップ
障害が発生すると、PISA-Mは影響を受けるチャネルだけをトリップし、それ以外の出力チャネルへの給電は継続します。
電源を過負荷から保護
PISA-Mは負荷を常に監視し、過負荷時には接続された電源へのストレスを軽減します。
Inform
通信インターフェース
堅牢な双方向通信プロトコルを使用したデジタル通信インターフェースで、PISA-Mのチャネルの監視と遠隔制御を行えます。
Secure
フェイルセーフスイッチ
電子フェイルセーフスイッチによるバックアップ機能を標準装備しているため、PISA-Mのチャネルスイッチが正常に動作しない場合でも、ラインの過熱を防止できます。
Assist
広範な温度環境で使用可能
動作温度範囲が-25°C ～ +70°Cと幅広いため、さまざまな環境、場所、業界で安定した安全な性能を発揮します。
電圧を自動選択
入力用の新しい電圧自動選択機能により、24Vでも12Vでも動作するように調整できます
トリップ速度
PISA-Mでは、用途に応じてトリップ特性（低速または高速）を選択できます。
長寿命
PISA-M電子式サーキットプロテクタは耐久性に優れ、20万時間超という極めて長い耐用年数を実現しています。
電源セレクション
最強のコンビ
PISA-MとプルスのDINレール電源を併用すれば、万全の基盤を整えて、高効率で信頼性の高い電源システムを実現できます。
PISA-Mは、90～480WのDINレール電源全般に対応していますが、最良の結果を得るためには、プルスのDINレール電源を使用することをお勧めします。
より大規模な用途にはPISA-B
上位モデル
より大容量の電力が必要な場合は、8チャネルの電子式サーキットプロテクタ、PISA-Bをお勧めします。
PISA-Bは、大容量の電力が求められる用途に適しています。チャネル1とチャネル2で最大12Aを供給し、大容量負荷に対応できるよう最適化されており、PISA-B全体で40Aを供給できます。
PISA-Bには、モジュール設計が採用されています。最大8つの電子式サーキットプロテクタを薄い銅製のバー（バスバー）で並列に接続すれば、1つの電源で最大64チャネルに給電することが可能です。
デバイスの前面に配したLEDマトリクスは負荷状況の確認や評価、ピーク電流の検出や設定変更に役立ちます。
信頼性
プルスは高度なエンジニアリングの経験を生かして、電子式サーキットプロテクタの信頼性を高め、過電流や短絡から機器を保護することでお客様の信頼を獲得しています。
安全性
運用の安全性を確保すること、それがプルスの最重要事項です。だからこそ、最高の安全基準を満たした電子式サーキットプロテクタを開発するために、多大な時間と労力を投じています。
適応性
プルスの電子式サーキットプロテクタは、さまざまな用途に適応できる設計となっており、お客様の多様なニーズに柔軟に対応します。
持続可能性
プルスは最高のエンジニアリング成果を追求しながら、効率的かつ持続可能なソリューションの開発に取り組んできました。効率性や持続可能性は多くのお客様にとってますます重要性を増しています。
自社工場で製造
自社で設計。自社で製造。
電子式サーキットプロテクタを自社で開発・製造しているという事実は、お客様に大きな付加価値をもたらします。
プルスでは研究開発からテスト、品質管理、製造まで、各部門のエキスパート集団が密接に連携して、最良の結果を追求しています。このような開発・生産プロセス全体をエンドツーエンドで管理しているからこそ、最高水準の品質と信頼性を兼ね備えた製品を提供することができます。
品質管理
プルスは製造工程と最終製品の品質管理を徹底しています。PISA-Mシリーズも、バーンイン試験をはじめとする集中的な品質検査を実施した上で納入します。
万全の製造体制
プルスはドイツ、チェコ、中国の3カ国に生産拠点を置いているため、政治情勢の変化や自然災害の発生といった状況にも柔軟に対応し、お客様に確実に製品を供給することができます。
イノベーション
自社工場で製造しているため、研究開発チームと生産チームが密接に連携しています。この体制があらゆる段階でのイノベーションを実現し、新製品の開発や既存製品の改良に役立っています
環境への配慮
生産設備を拡張するにあたっては、持続可能な技術を取り入れ、厳しい環境基準を導入しています。例えば、プルスでは、既に自社の太陽光発電システムで生産拠点の使用電力の一部を賄っています。
