DC-UPS
高効率かつコンパクトで、信頼性の高いプルスのDC-UPS&バッファ モジュールは、最高水準のシステム可用性を実現します。キャパシタストレージやVRLAバッテリーが付いた無停電電源装置もご利用いただけます。
スーパーキャパシタ内蔵のDC-UPSは完全にメンテナンスフリーで、秒単位の停電も回避します。
VRLAバッテリー付きDC-UPS は、すべて1-Battery-Conceptで開発されています。各バッテリーは独立して充電、および監視されるため、対でのバッテリー交換が不要です。したがって、最大限のバッテリー寿命を実現します。
UPSモジュールとは
UPSは「Uninterruptible Power Supply(無停電電源装置)」の略です。さまざまな用途において重要なのが、継続的な電源供給です。電圧の変動や停電によって制御機器の障害や予想外のダウンタイムが生じれば、生産性や収益性の低下につながる恐れがあるからです。世界中で電源の障害や停電の件数が増えるにつれ、UPSモジュールのようなバックアップシステムを導入するユーザーも増えてきました。停電した場合でも、UPSモジュールがあれば、数時間は電力供給を維持できます。つまり、重要なシステムコンポーネントに継続して給電できるのです。さらに、PLCで重要なプロセスを終了させて損傷を防止し、アプリケーションデータが失われる前に保存することも可能です。
UPSモジュールの種類
各用途で求められる運用や感度によって、必要なUPSモジュールの種類は異なります。そこでプルスは、幅広い用途に対応できるよう、コンデンサストレージや内蔵バッテリーを備えたUPSモジュールを取り揃えています。
- コンデンサストレージ式のUPSモジュールには、スーパーキャパシタが 内蔵されています。そのため、電源障害が生じても、数秒間は継続して給電します。このようなUPSモジュールを使用すれば、プロセスを終了し、データを保存することもできます。負荷の変動や電圧の降下に対処するためにミリ秒単位のバッファリングが求められる場合は、電解コンデンサ付きのバッファモジュールがお勧めです。
- バッテリー式のUPSモジュールは内蔵バッテリーを搭載することも、外部バッテリーに接続することも可能です。選択したバッテリーサイズによっては、数時間、ひいては数日の電源障害にも対応できます。これは、長時間に渡る機器のダウンタイム等を防止する上でも役立ちます。
UPSシステムを選ぶ際の注意点
バックアップ体制を整備するにあたっては、機器の障害を防止するための必要なデバイスを把握するために、次の点を確認してください。
- 必要な出力電圧は?
- バックアップが必要な電流量は?
- 必要なバックアップ時間は?
- 最後に、この用途でバックアップを必要としない負荷はあるか?ある場合は、どの程度の負荷か?
この情報をいただければ、対象となる電源に必要な出力電力、バックアップ方法、必要な付加装置をご提案することができます。
プルスのUPSモジュールならではの特長
1-battery-concept
プルスのUPSモジュールは独自の1-battery-conceptに基づいて開発されています。このコンセプトでは、1つのDC 12 VバッテリーだけでDC 24 Vの負荷をバックアップできます。昇圧コンバータは、単一バッテリーからの12 V入力を、バッテリー電圧に関係なく、一定の調整出力電圧に昇圧します。
高電流(20 A/40 A)の場合は、2つのバッテリーを直列に接続できます。プルスの1-battery-conceptによって、バッテリーは個別に充電および監視できます。そのため、バッテリーの管理を強化し、不一致を回避することも可能です。
バッテリーの管理を最適化
プルスの24V UPSモジュールは最適化されたバッテリー管理システムによって最大限のバッテリー寿命を実現します。UPSを導入すれば、機器 を保護するために調整可能な最大バッファ時間を確保し、バッテリーの深放電を防止することができます。バッテリーの過放電が頻繁に生じると、ごく短期間で損傷する可能性があります。
また、プルスのDC-UPSは「バッテリー交換」の警告機能も備えているため、バッテリーの交換時期が正確に分かります。
保護機能
プルスのUPSモジュールは、バッテリー接続部の極性や電圧が正常かどうかを確認する機能を備えています。例えば、ユーザーがDC 24 Vをバッテリーの入力端子に接続しても、UPSモジュールに問題は生じません。制御ユニット側が、電源からの入力接続もチェックし、配線や入力電圧が正常かどうかを確認します。
プルスのUPSモジュールについてのご質問は、
こちらまでお問い合わせください。喜んでご対応させていただきます。