EtherCATを実装した電源
EtherCATを実装した電源をご使用頂き、リアルタイムアプリケーションデータのメリットを実感してください
600 W
EtherCATを備えたフィールド電源
入力: AC 380 - 480 V
出力: 24 V, 25 A
4系統のeFused出力
M8 Aコード
IP65/67
近日発売
高効率、使いやすさ、優れた接続性
リアルタイムなアプリケーションデータ
EtherCAT ポートを実装したプルスの電源は、ゲートウェイを追加しなくても、EtherCATコントローラに直接接続して、あらゆるアプリケーションデータと電源機能に簡単かつ迅速にアクセスできます。EtherCAT のリアルタイム機能と高速伝送は、大規模システムのメンテナンス、ロギング、リモート制御に最適です。
電源データはリアルタイムな制御ループ内でも活用できます。データに基づいて、高エネルギーユーザは、電源システムの能力内でダイナミックなエネルギー変動を最適に制御することができます。これにより、電力エネルギーを最適に運用し、システム効率の向上も可能となります。
240 W or 480 W
DINレール電源
入力: 単相 | 1AC 100-240V, DC 110-300V
出力: 24Vdc, 10A or 20A; 48Vdc, 10A
高効率かつ幅48mm
障害時の遮断が容易
+20%のボーナスパワー (+45℃まで)
-25℃~+60℃で100%出力を発揮
注文型格 :
, ,
通信機能
EtherCATポート(RJ45 x2、Link/Activity LED付)
高速伝送
内臓 : ESIファイル-EEPROMデータ
EtherCATを実装した電源の実用性
活用例
あらゆるマシンをフル制御
スマート電源は、AC側の位相障害や過渡現象などの深刻な入力変動が発生すると、即座に警告やエラーメッセージを出すことができます。これは、ACグリッドの状態が悪いために影響を受けるシステムでは特に重要です。
また、稼働中はDC側を常時監視し、電圧低下や過負荷電流などのアラートをリアルタイムに発信します。これにより、電力需要の削減やシステムの安定化といったタイムリーな対応も可能になります。
省エネ化と持続可能性を追求
AC主電源とDC出力の測定データを基に、エネルギー消費量を監視して最適化を図ることができます。これにより、運用コストの削減とSDGsへの対応を進め、省エネ化と環境保護に責任を持って取り組む様がわかります。
予防保全を実現
デバイスとシステムの健全性に関するデータにリモートまたはオンサイトでアクセスし、戦略的な予防保全が可能となります。機械の故障につながる潜在的な問題を監視・特定し、事前に対処することで、予定外のダウンタイムを削減し、機器の寿命を延ばし、メンテナンスコストを節約することができます。
生産性を向上
リアルタイムのデータを把握すれば、機器のパラメータを微調整して最適なパフォーマンスを得ることができます。これは生産性の向上、製品品質の改善、廃棄物の削減につなが ります。パフォーマンスが安定し、ダウンタイムが最小限に抑えることで優れた成果が上がるため、現場にメリットをもたらします。
迅速かつスムーズな統合
多様なドキュメント
プルスでは、自社のスマート電源をオートメーションネットワークに統合するために必要なドキュメントとツールを提供し、PLCや内蔵コントローラからデバイスデータに直接アクセスできるようにしています。
迅速かつスムーズな統合を支援するため、データシートから、データやインターフェースの説明、クイックスタートガイドまで、幅広いドキュメントを揃えています。
アプリケーションデータの詳細
データ概要
EtherCATを実装したプルスの電源は、有用な様々なアプリケーションデータセットを提供します。
デバイス情報
静的
- ベンダーID
- 製品名
- シリアル番号
- ハードウェアおよびソフトウェアのバージョン
リアルタイム
- デバイスの状況
- 通信の信頼性の状況
- ストレスレベル
- デバイス内の温度
記録
- 総稼働時間
- 最高内部温度
- 直近ターンオンからの稼働時間
- ターンオンカウンター
入力電圧RMS (1Vstep)入力パラメータ
リアルタイム
- 入力電圧RMS (1Vstep)
記録
- 入力変動カウンター
出力パラメータ
リアルタイム
- 出力電流 (100mA)
- 出力電圧 (100mV)
トラブルシューティング
イベント
- 総出力電流ワーニング
- DC出力電圧ワーニング
- ボーナスパワー使用
- 過熱ワーニング
- 過負荷ワーニング
- 入力電圧が許容範囲外
- 寿命が残り僅か
- ローカルUIによる変更
リモート機能
- 各チャネルのオン/オフ
- リモートデバイス設定
(Vout、アラーム制限、出力電流ワーニング、ローカルUIなど)
*電子ヒューズ搭載のFIEPOS電源の場合のみ。
データを適切に活用
プルスアプリケーションセンターへの相談
取得データは、適切な解釈によってアクションにつながる具体的な推奨事項を導き出せなければ、価値がありません。システムには利用可能な様々なデータが大量に存在するため、この処理は煩雑になります。
プルス アプリケーションセンター(PAC)には、電源データの評価・解釈に関する数十年もの経験があり、このノウハウはいつでもご利用いただけます。プルスのアプリケーションコンサルタントまで、お気軽にお問い合わせください。
IO-Link、HMI実装
EtherCAT以外の産業用通信
スマート・独立
IO-Link
各種機器に使用されているIO-Linkは、ゲートウェイとして機能するIO-Linkマスターを利用して、多くのフィールドバスネットワークとつながることが可能です 。
プルスは、出力電圧や e-fusesの電流設定、リモート診断・制御などが可能なIO-Linkインターフェースを備えた電源装置を幅広く取り揃えています。
ローカル・便利
HMI実装
プルスでは、多くの機器にHMIを実装しています。電圧や e-fuses の電流設定、出力負荷を表示するシンプルなLED バーから、ディスプレイ付の
、 まで、さまざまな HMI があります。これらの HMI を通じて、あらゆるアプリケーションの状態を直接監視・分析できます。多用途で堅牢な
PULSbus
PULSbusは、PISA-M電子式サーキットプロテクタのすべての関連データへのアクセスを可能にする通信インターフェースです。
データには、電圧、電流値、さまざまなチャネルのステータスに加えて、PISA-Mモジュールを設定さらには制御を簡単かつ迅速に行う方法が含まれます。PULSbusは基本的にどのような制御システムにも対応します。