IO-Linkポート搭載のDINレール電源
電力、温度、ステータスに関するリアルタイム情報をIO-Link経由でお客様の電源から直接送信します。
IO-Linkポート搭載の
通信可能な電源
電源はシステムの中央の交点に 設置されます。電源には、単に電流が流れているだけではありません。電源は、事業会社やシステムメーカーにとって特に重要なリアルタイム情報を大量に記録します。
このような情報を活用することによって、システムの可用性を高め、維持管理費を削減できます。つまり電源は、コンバータとして機能すると同時にセンサーとしても機能することができ、「製造業におけるモノのインターネット(IIoT)」に大きく貢献します。
プルスはIO-Linkインターフェイスを備えたDINレール電源やフィールド電源を幅広く取り揃えています。
電源とデータ
信頼性の高い電源とIO-Link機能
480W
DINレール電源
単相 | 24V、20A
効率95.5%、幅48mm
+20%のBonusPower(+45°Cまで)
最長12ミリ秒で60A
アクティブPFC(高周波抑制)
-25°C~+60°Cでフルパワーを発揮
注文番号:CP20.242-IOL
ネットワーク機能
IO-Link v1.1(IEC 61131-9)
Push-in式端子
伝送速度:COM 3(230.4 kBaud)
内蔵型不揮発性メモリ
960W
DINレール電源
三相 | 24V、40A
効率95.3%、幅110mm
5秒で+50%のBonusPower
サーキットブレーカーを遮断するのに10ミリ秒で100A
アクティブPFC(高周波抑制)
-25°C~+55°Cでフルパワーを発揮
注文番号:QT40.241-IOL
新しいネットワーク機能
ネットワーク機能
IO-Link v1.1(IEC 61131-9)
4極M12プラグコネクタ
伝送速度:COM 3(230.4 kBaud)
内蔵型不揮発性メモリ
360W
フィールド電源
単相 | 24V、15A
効率95.7%、幅181mm
5秒で+50%のBonusPower
IP65、IP67
切替可能な出力 × 4
アクターとセンサーの出力は個別に保護
アクティブPFC(高周波抑制)
-25°C~+55°Cでフルパワーを発揮
注文番号:FPS300.245-034-105
新しいネットワーク機能
ネットワーク機能
IO-Link v1.1(IEC 61131-9)
4極M12プラグコネクタ
伝送速度:COM 3(230.4 kBaud)
内蔵型不揮発性メモリ
新規
480W
DINレール電源
単相 | 24V、20A
IO-Linkインターフェイスと給電状態表示ディスプレイ(PSCD)を搭載
注文番号:CP20.248-IOL
Manufacturing Leadership Awardを
発売開始前に受賞
コンサルティング会社 Frost & SullivanのManufacturing Leadership Councilは、製造業のデジタル化に貢献する革新的な技術を追求しています。
プルスはそれを念頭に置き、2018年度第1四半期に同社主催のアワードの審査団にQT40.241-B2を提出しました。審査メンバーは念入りなテストを実施することで、電源がメーカーに与える付加価値を精査し、プルスの顧客志向の戦略を高く評価しました。
その結果、正式な発売の前であるにもかかわらず、QT40.241-B2 は栄誉あるManufacturing Leadership Awardを受賞しました。
重要な情報
お客様のアプリケーションから収集するデータ
デバイス情報(静的)
- 製造者名
- 製品名
- シリアル番号
- ハードウェアおよび
- ユーザー固有のマーク
- ファームウェアの検査状況
デバイス情報(動的)
- ストレスレベル
- 残余耐用年数
- 内部温度
- 総稼働時間
- ターンオンカウンター
- 稼働時間
入力パラメータ
- トランジェントカウンター
- 入力電圧
出力パラメータ
- 出力電圧
- 負荷レベル(%)
入力パラメータ | 記録
- トランジェントカウンター
- 入力電圧 (Vrms)
出力パラメータ | リアルタイム
- 出力電流(A)
出力パラメータ | 記録
- 出力電圧(V)
イベント | PUSH
- DC-OK
- DC警告
- BonusPower
- 温度が高すぎる(キャパシタ)
- 温度が高すぎる(エアフロー)
- 過負荷
- 入力電圧が高すぎる
- 入力電圧が低すぎる
- 電源障害
- 予防保全の推奨
- 2相作動(三相デバイスのみ)
- 湿度が高すぎる
リモート機能 | WRITE
- 電源のスイッチオン
- 電源のスイッチオフ
- 出力電圧の設定
通信プロトコル
IO-Linkのメリット
信頼性
複雑な通信プロトコルと比べ、電源のIO-Linkポートのコンポーネント要件は低くなっています。
これにはいくつかのメリットがあります。追加コンポーネント数が少ないため、QT40.241-IOLのMTBF値(平均故障間隔)が常に高く維持されます。
622,000時間というMTBF値(MTBF SN 29500、3AC 480V、24V、40A、 +40°C)は、デバイスの信頼性と耐障害性が高いことを示しています。
使いやすさ
IO-Linkにはプラグアンドプレイ機能が装備されているため、ユーザーは簡単に使用することができます。簡単かつコストパフォーマンスの高い方法で設置や操作ができます。
ポートは、標準の非シールドIOケーブルを使用して接続できます。また、あらゆる標準フィールドバスおよび自動化システムに対応しており、ニーズに合わせた使い方ができます。
安全性
IO-Linkは、高い堅牢性と安全性を備えています。産業用電源は、あまり自動化されていない過酷な環境にさらされることが多く、外部による操作から守る必要もあります。
IO-Link経由のデータ転送機能は、このような用途を考慮して実地試験されています。
既存のIO-Linkシステムの強化
シームレスな電源供給の統合
IO-Linkは、フィールドレベルからセンサーとアクチュエータ(IO-Link機器)の信号を取得することができます。IO-Linkマスターによって、これらはそれぞれのフィールドバスシステムに供給され、オートメーションシステムに送信されます。
フィールドバスとIO-Linkの組み合わせによって、あらゆるレベルで継続的な通信が可能です。IO-Linkは、すべての一般的なフィールドバスやオートメーションシステムと互換性のあるオープン標準です。そのため、柔軟に使用することができます。
IO-Linkマスターに接続するだけで、 QT40.241-IOL を既存のIO-Linkシステムに統合することができます。IO-Linkマスターに接続するには、標準化された非シールドのIOケーブルを使用します。設置や操作が簡単で、費用対効果の高い方法により実装できます。
IO-Link電源導入の
主な利点
時間とコストを
節約
- 需要志向の予防保守
- ユニット交換時の自動パラメーター化
- ダウンタイムの回避
- システム使用率の向上
カスタマーサービスの
向上
- 障害発生時には、分析とトラブルシューティングを迅速に実行
- 電力系統の品質分析
機械学習が
簡単
- デジタル負荷プロファイルにより、摩耗を自動検出
- 電流をデータソースとしたビッグデータの問題(非互換性、不整合など)を回避
電源のエキスパートが
個別にサポート
個々のニーズに応じたテクニカルサポートと最適な電源ソリューションの選び方については、プルスの製品担当者にご相談ください。
革新性と高い信頼性を備えたプルスの製品が、お客様のビジネスの成功に貢献します。プルスの製品担当者にお問い合わせいただければ、お客様のニーズに最適なソリューションをご提案します。